それぞれの道を育む家

実家の敷地が道路の拡張工事にかかったことをきっかけに、 古くなった家を二世帯住宅に建て替え、私たち夫婦と両親、姉たちの６人が一緒に暮らし、姉のアロマサロンを併設した住まいを計画しました。 実は他社にも相談していて、どちらに依頼するか迷っていたんです。でも、私たちがカクニシさんの展示場に行った際、 今のことだけでなくこれから先のことも親身になって話を聞いてくれて、 将来まで考えた間取りの提案をしてくれたことに感動したんです。その設計の深さと提案力に惚れ、カクニシさんを選びました。

二世帯住宅の構成は、玄関だけを共有して、キッチンや水廻りを分けています。カクニシさんは二世帯住宅の実績が豊富なので、いろいろ提案してもらって話し合った中でこの形に落ち着きました。

我が家の一番こだわったところは吹き抜けのエントランスにある二股に別れた階段です。家族がいつでもコミュニケーションをとれるように、 どちらかの世帯のリビングを通って二階に行くプランにしたかったんです。普通の家ではなかなか見ないデザインですが、要望を伝えたらカクニシさんは見事に形にしてくれました。

犬が２匹いるんですが、家族の帰りを玄関で迎えられるつくりにできないかな、と相談したところカクニシさんの設計士さんが「いいですね！」って言ってくれて、 階段の下にペット専用のスペースができました。リビングから自由に出入りできるようになっています。 さらに、玄関にペット用の洗い場を作ってもらいましたので、散歩帰りにとても便利です。こういった細かい要望にもしっかりと応えてくれるのが、カクニシさんのいいところですね。

私たち夫婦世帯のスペースは、ずっと夢見ていたカントリースタイルのデザインで統一してもらいました。 床は白っぽいパイン材、家具やキッチンは白で統一し、私自身が選んだ照明や家具、雑貨を合わせてインテリアコーディネートしています。

キッチンはアイランド型と決めていました。使い勝手や動線、収納など練りに練って設計してもらいましたのでとても使い勝手がよく、 満足しています。やはりキッチンや水廻りは一人ひとりの使い方に合った設計が大切だと実感しています。

両親の世帯の方では、リビングの横に５畳くらいのこじんまりした和室が欲しいと伝えたところ、設計士さんがアール壁の和室を提案してくれました。 これは面白い！という話になって即採用でした。

取り壊した古い家は木にこだわった家でしたので、古い和室の床柱を残そうという話になり、カクニシさんにお願いして、 鹿沼の木工職人さんのところで和室の床の間の框に再生してもらいました。 紫檀という硬い木なので大変だったそうですが、思い入れのあった床柱でしたので、こういうことにも対応してくれるのはとても嬉しかったです。

父が一番こだわっていたのは断熱材です。以前テレビで見た吹き付け断熱の「アクアフォーム」がいいと言っていたものですから、 カクニシさんの二世帯住宅はアクアフォームが標準仕様だったので良かったです。 冬は家全体が温かく、暖房の効きがとても良いので驚いています。夏は冷房をつけていなくても、家の中のほうが外よりも涼しいくらいでした。

カクニシの営業さんも設計士さんもいい方たちで、設計を進めているときはいつも和気あいあいと、笑顔いっぱいでした。うちは女性陣の発言力が強いので男性の意見はあまり通りませんが・・・（笑）

うちは大家族ですから、家族一人ひとりの人生を包み込むような住まいを目指して家づくりをしてきましたが、理想通りの素敵な家ができて、住み心地もとても良く、満足しています。