ガレージのベースはカクニシで、仕上げは自分の手で。
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ご主人「自宅をカクニシさんで新築してもらったのですが、それとは別に並行して愛車を楽しむためのガレージの建設も計画していたんです。そしたら設計の高山さんが提案してくれたデザインがすごく気に入っちゃって。結局ガレージまで依頼することにしました。
なんでも手作りしてしまうくらいこだわりが強いもので、カクニシさんにはスケルトンの状態(構造体や屋根、外装、土間コンクリートまで。仕上げの無い状態)まで施工をお願いして、時間をかけて自分の手で仕上げていく方法を選びました。」 -
赤と黒をテーマカラーにしたインテリア。メタリックな空間に愛車のユーノス・コスモが鎮座する。
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アクセントの赤いドアがお気に入りの外観も、カラーリングはシンプルなトーンで統一。
隣接していた小屋もDIYでガレージと同じデザインにリニューアルしてしまった。 -
主人の趣味が凝縮した空間。飾ってあるもの一つ一つにストーリーが詰まっている。
愛犬はソファーがお気に入り。 -
小上がりにしつらえたバーカウンターから愛車を眺め、思い出を振り返りながら過ごす至福のひと時。
集まった友人とも思い出話を語り始めると止まらない。 -
自慢のユーノス・コスモの3ローター・ロータリーエンジン。見ているだけでゾクゾクする存在感。
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人生で初めて購入した思い出深い車の写真が、ユーノスを見守るように飾られている。
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アクセントカラーは赤で統一。いただきもののスチールロッカーもDIYで赤く塗装してインパクト大。
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[左]歴代の車のエンブレムもディスプレイに。
[中央]車のホイールをリメイクしたコーヒーテーブル。
[右]別室には、お世話になった方から頂いた大切な五重塔のオブジェを置いてライトアップ。 -
間接照明やレトロなペンダント照明もご主人が取り付け。ご主人の人生が随所に詰まったガレージは、訪れるたびにどこか手が加えられ、進化している。
ここは、様々な思い出を背負いながら毎日がむしゃらに前進し続けてきたご主人が、唯一足を止めて自分とじっくり向き合える場所なのかもしれない。