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地盤沈下修正工事について

 

みなさま、こんにちは!

カクニシビルダー品質管理部の林です。

 

カクニシビルダーのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

 

今回私の方では、

地盤沈下修正工事についてお話させていただきます。

 

 

 

01. 沈下修正とは?

『沈下修正』とは、地盤沈下が原因で傾いた建物を元の水平状態にもどすために行う作業のことです。

傾いた建物は、建物全体のバランスが崩れ安全性に問題が生じるだけではなく、住まわれている方の健康にも影響が生じてしまいます。

 

沈下修正には、その沈下した原因に応じた適切な対策が必要になり、建物の構造や用途、周辺環境にも配慮し、工事内容を検討していく必要があります。

 

 

 

次に沈下修正工事の工法についてご説明いたします。

 

02. 沈下修正工事の工法

  • アンダーピニング工法(工期:3~4週間)

工事手順は、基礎の下を手作業で掘削、50㎝以下に切断した鋼管杭を縦に設置。

基礎と杭の間にジャッキを設置し、家の重みを利用して杭を地中にめり込ませていきます。

杭を溶接して継ぎ足しを繰り返し支持層まで到達させて、さらにジャッキを伸ばすと家が 持ちあがるという原理になります。

 

 

 

 

 

  • 耐圧板工法(工期:2~3週間)

工事手順は、基礎下の土を掘り、耐圧板(50㎝×50㎝前後の鉄板)を設置して、基礎をジャッキアップしていきます。

家の水平がとれたら、高さが固定できる台座を耐圧板と基礎の間に据え付けて、ジャッキ を取り外し埋戻します。

 

 

 

 

 

  • 土台上げ工法(工期:2~3週間)

工事手順は、基礎とその上に横置きしている角材(土台)を切り離し、基礎は傾いたままの状態で土台・ 柱・壁をジャッキしていきます。

土台が水平になったら、基礎との間にできる三角形の隙間に鉄板や木材などを差し込み、 モルタルで仕上げます。

 

 

 

 

 

  • 薬剤注入工法(工期:1~2週間)

工事手順は、セメントを混ぜた液体を基礎の下の地盤内に注入し、その注入圧によって地盤ごと家を持ち上げて傾きを直します。

基礎の種類によっては、耐圧板工法と併用することで施工精度があがります。

 

 

 

 

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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