栃木県宇都宮市の工務店で建てる注文住宅の魅力
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宇都宮市の住宅事情や地域特性の紹介
宇都宮市は栃木県のほぼ中央に位置した県庁所在地の都市です。宇都宮市は、1954年から1955年にかけて隣接する町や村を合併編入し、栃木県で最も人口の多い北関東初の50万都市になりました。さらに2050年においても人口50万人を維持するべく、中学3年まで医療費の無料化など安心して子育てができる環境づくりや、起業家サポートに注力し、転入者増加と転出者抑制を図っています。また東京から宇都宮までは、東北新幹線で約50分と、首都圏や都市近郊への良好なアクセスも魅力な都市です。
国土交通省の公示地価では、宇都宮市の土地の値段は1990年のバブル崩壊以降下げ続けていましたが、2015年に下げ止まり、2017年に反転上昇して、2020年も緩やかに地価は上昇傾向が続いています。
同じく国土交通省の住宅着工推移によれば、宇都宮市の注文住宅の住宅着工戸数は、2013年度には消費増税駆け込みで2,328戸と過去10年でのピークを迎えましたが、それ以降は年間1,700〜1,800戸のペースで比較的安定しています。
注文住宅の新築を検討中の方は豊かな自然と日照時間の長い温暖な気候の宇都宮周辺で、自分のこだわりの注文住宅建築を検討してみてはいかがでしょうか?
わが家に合わせた住宅を実現できる注文住宅の魅力
注文住宅の最大の魅力は自由度の高さ
注文住宅とは、購入者であるあなたが、自由に設計を依頼して建てる、いわばオーダーメイドで建築を進めていく建築方法です。
建設に関わる全ての柱、ドア、材料や建築材全て、さらに間取りなどの構造や外観についても自分の好きなように設計をすることができます。そのため、すでに決まりきったスペック、間取りの規格住宅などとは全く違い、0から自分の希望に合わせて家を作ることができる自由度の高さが最大の魅力です。
注文住宅にはセミオーダーとフルオーダーがある
注文住宅は、間取りや建材・設備などをひとつひとつ自分たちで決めていくもので、自由度が高く、こだわりが強い方には向いている一方で、全てを自分で決めていく必要があります。この工数の負担から注文住宅にしたいけど、なかなかハードルが高いなと考える方も多いです。
しかし、実は注文住宅の中でも、もっと簡単で気軽に自由設計を楽しめる建築方法もあります。
それが、「セミナオーダー」での注文住宅です。
フルオーダーとは違い、あらかじめ用意されたいくつかのパターンを組み合わせて、自分たちの好みに近い家を選択しながら作っていく方法です。
なかなか検討する時間がない方や、自分でうまく理想の家を伝える自信がない方には向いている建築方法です。
キッチンや浴室といった住宅設備から、壁紙や床材、屋根材や外壁材などを住宅メーカーや工務店が提示してくれる選択肢の中からチョイスしていくというスタイルです。
セミオーダーの場合はフルオーダーほどの自由度がありませんが、建売住宅や規格住宅と違って「自分で選ぶ」選択肢をたくさん用意してくれているので、注文住宅の自分の理想に仕上げる楽しさと手軽さの両方をちょうど良く保ってくれます。
自分の家を建てることに徹底してこだわりたい人にはフルオーダーの注文住宅が向いてますが、セミオーダーの決められた枠のなかで選択する方式の方が、忙しい現代人にとっては時間の節約や意思決定で疲れることを軽減できるというメリットがあります。
家にそれほど強いこだわりはないが建売住宅ではもの足りないという人には、セミオーダーの注文住宅という選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
同じ注文住宅でも、自由度が一番高い「フルオーダー」と、ある程度の選択肢から選べる「セミオーダー」があるので、自分たちの趣向や好みによって決めると良いでしょう。
注文住宅のメリット
自由に間取りを決められる
何といっても注文住宅の最大の魅力は、設備や間取りなど、自分好みに住まいを自由に設計できる点ではないでしょうか。
建売住宅や規格住宅などでは住む人が決まった間取りの建物に合わせて生活するのに対し、注文住宅では住む人に合わせて家を作っていきます。
「気持ちよく料理ができるようキッチンを広めにしたい」
「リビングは吹き抜けがあると気持ちいい」
「リラクゼーション機能を搭載した最新ユニットバスで贅沢な時間を過ごしたい」
など要望を工務店などに伝えて、その希望を具現化していきます。
その他に、書斎やアトリエなど趣味のスペースを作ることだってできますし、複数世帯で暮らす場合は、世帯の人数に合わせた適切な収納スペースの確保だって思いのままに設計可能です。
住む方のあらゆる希望や要望に応じて設計できるので、現状だけでなく、将来の子供ができた時の間取りや両親と一緒に住むためのスペースの配慮、はたまた、子供が巣立って夫婦二人だけでのんびり生活する未来。
様々な将来のライフスタイルまで考慮して設計することも注文住宅ならではの楽しみです。
こだわりのデザインにできる
注文住宅なら、外観から内装まですべてを自分たちの好みにできます。
あらかじめ室内の装飾やインテリアのテーマを決めて床・壁・建具の色や素材を決めていけば、家具選びもスムーズに統一感のある空間設計が行えます。
キッチンや洗面など住宅設備の材質、色味などをできる限り統一すれば、おしゃれで洗練された空間に仕上げることもできます。
同じフロアでも天井の高さを一部変えて、空間にメリハリをつけたり、吹き抜けで開放感のある空間を演出したりなども自由に設計可能です。
窓の種類・大きさ・数・設置位置も自分好みに決められます。
その他にも車の好きな方は、部屋から直接出入りできるビルトインガレージを設置したり、屋上を有効活用した屋上庭園でガーデニングを楽しんだりと、ライフスタイルに合わせた家づくりを実現できることがメリットといえるでしょう。
建築現場を自分の目で確認しながら進捗を楽しめる
建売住宅のように、すでに完成している建物の場合は工事の様子をチェックできませんが、注文住宅であればご自身で工事の進捗をチェック出来るので、納得をしながら住まいを手に入れることができます。
建築が始まったら、現場には出来る限り足を運ぶようにしましょう。
建築工程を追っていく機会は、人生の中でもそれほど多く得られるものではありません。
自分の家となるときっと関心も強くなり、工事に対するチェックの目も自ずと厳しくなるはずです。当然、現場の監督や職人の緊張感は高まり、より丁寧な工事が期待できます。
気になることがあればその場で建築のプロに確認してみましょう。設計との思い違い、手違いがあった場合には早めの軌道修正につながるので、大事なプロセスです。
そして、現場の職人さんたちとのコミュニケーションも家づくりの思い出になります。
現場に少しでも関わることで、自分の家への愛着もさらに深まり家が建つ感動を存分に楽しむことができます。
注文住宅の注意点
メリットが多い注文住宅にも注意すべき点はあります。
ここでは、注文住宅を検討する際に覚えておきたい注意点について説明します。
計画を立ててから入居できるまでの期間が長い
注文住宅を建てるには、短くとも1年ほど期間が必要です。
「子どもが学校に入るまでに」などと入居する希望時期がある場合には、逆算して計画的に行動を進めていく必要があります。
さらに土地探しから始めるなら、2~3年前から計画を建て始めると余裕をもって進めることができます。
また、土地・建物がセットになっている建売住宅と違い、注文住宅は住宅ローンの手続きも煩雑になりがちです。
原則は建物の引渡しが融資実行のタイミングになるので、注文住宅の建築を始めるタイミングでは「つなぎ融資」などを別の方法で手続きを進める必要があるなど、住宅ローンのタイミングでも手間がかかります。
税制制度も頻繁に変わるので、入居時期によっては住宅ローン控除の条件が計画を建てるタイミングと変わってしまう可能性があることにも注意が必要です。
予算がオーバーしてしまうこともある
注文住宅は自由な設計が可能なゆえに、自分の希望だけを優先していると気づいたら予算をオーバーしていたということがよく起こります。
注文住宅の場合は、限られた予算でこだわりたい箇所にはお金をかけ、それ以外はお金をかけないような工夫も可能なので、設計の方と十分に相談しながら進めることがおすすめです。
最初は家族で話し合って決めた優先順位を念頭に、予算に合わせて設備などのグレードを下げたりして予算と希望の調整をしていくと良いです。
また、建物の材料費を含む工事代金以外にも費用が発生するので、建築に関わる費用は網羅して把握しておくことが大事です。
例えば、登記や融資に関する費用は現金で用意する必要があったり、着工前に地盤改良が必要になるケースもあったりと、予期せぬ出費にも対応出来るように資金には少し余裕を持たせておくと安心して注文住宅の建設を進めることができます。
宇都宮市で注文住宅を建てるために知っておきたいポイント
注文住宅を建てる際に知っておくべきポイントをご紹介します。
予算を考える
一番初めにやるべきことは、予算を考えることです。先にも述べたように、注文住宅で家づくりをする場合には、予算がオーバーしてしまうことがよくあります。
「土地にかかる費用」「建築にかかる費用」「引越しや家具など諸経費にかかる費用」「暮らし始めてからかかる費用」これらに分け、自分達が出せる予算を考えることで、上手に予算の中で注文住宅の家を建てることができるようになります。
いい家を建てることができたとしても、予算組みがしっかりとできていなくて、家を建てた後の生活が苦しくなってしまうと注文住宅で家を建てた意味がありません。しっかりと予算を組めるようにしましょう。
工務店選び
予算の次は、工務店選びです。注文住宅を建てるときは、担当の設計士や営業担当と一緒に何度も打ち合わせを重ねて進めていきます。そのときに、信頼できる人や会社であったり、相性の合う担当者でないと、楽しい家づくりが台無しになってしまう恐れがあります。
ですので、工務店を選ぶ際は、自分の理想の家を建てることができる会社であるかと共に、話をしていて、嫌な気持ちにならないか、安心できるかどうか、相性が合うかどうかを考えましょう。
土地選び
土地を持っていない方は、土地選びも注意しましょう。土地を選ぶときのポイントは、優先順位を何にするかを決めることです。
土地を選ぶときは、「場所」「周りの環境」「土地の広さや制約」「土地の形」「道路付け」などさまざまな観点から好きな土地を探すと思います。これらの条件に対して、優先順位が決まっていない状態で土地を探すと、いつまで経ってもいい土地が見つからず、家を建てるのに時間がかかってしまったり、結局変な土地を購入してしまったなんてことも起こります。
自分の好きな条件を満たす土地を見つけることは現実的にとても難しいので、優先順位をつけて、ある程度の基準をご自身で決めて、土地選びができるようにしましょう。
また、土地選びは、工務店選びと並行して行うか、もしくは決まった工務店に相談して決めていくと、スムーズに家づくりができます。
家のデザイン
家のデザインを考えるときのポイントは、自分の意見をまとめておくことと、担当の設計士の意見もしっかりと聞いて考えることです。
先にも述べたように、注文住宅のメリットは、自分のこだわりのデザインで家を建てることができることです。ですが、設計のプロである建築士の意見を聞かずに、自分のこだわりのデザインで全てを通してしまうと、実際に建てたときの見栄えや、暮らしやすさは、想像と違ったなんてことが起こることがあります。
そうならないように、自分の意見はしっかりと持ちつつも、プロの意見もしっかりと聞く耳を持ち、取り入れることも必要です。
宇都宮市での注文住宅建築実績
親と子をつなぐ家
建築概要
- エリア 宇都宮市
- 間取り 二世帯住宅
- 依頼形式 設計:施主のお父様 建築請負:カクニシビルダー
施工写真
お客様の声
両親とは別々に暮らしていたのですが、
結婚をして子供が小学校に上がるタイミングで実家に戻り、一緒に暮らすことに決めました。
父は建築家で、建築設計事務所を営んでいますので、住まいの設計はすべて父に任せることにして、二世帯住宅を計画してもらいました。
設計は順調に進みましたが、施工をどこに依頼しようか悩んだ結果、施主と工務店のマッチングをしてくれるスーモカウンターに相談することにしたんです。
そこでカクニシビルダーさんを紹介してもらいました。
カクニシさんの第一印象は、とことん親身でアットホームな会社。
今回は父が設計した図面を持ち込んで施工だけ依頼するという形でしたので、それに対応してもらえるか心配でしたが喜んで引き受けていただけたので安心しました。
また、今回担当してくれた大工さんが、以前に父の仕事の施工してくれた方だったという偶然もあり、ご縁を感じました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
宇都宮市での注文住宅を建てる魅力やメリット、注意点など様々な情報をご紹介してきました。また宇都宮市で当社にご依頼をいただいた少し変わったパターン(施主様のお父様が設計)の注文住宅実例をお施主様の声とともにご紹介させていただきました。
みなさんのそれぞれのライフスタイルに合わせた住宅を設計出来ることが、注文住宅の良い部分です。実例もご紹介させていただいたので、実際の快適な注文住宅に住むイメージも膨らんだのではないでしょうか?
今回ご紹介した内容は、注文住宅を提案することが得意な、株式会社カクニシビルダーが過去の実績や経験からお伝えしているものです。何か気になる点などあれば、お気軽に経験豊富な私たち当社スタッフまでお気軽にご相談ください。