カクニシ構造編④～【制震ダンパーMIRAIEミライエ】について～
公開日：
皆様、こんにちは。
カクニシビルダー品質管理部の永田と申します。
カクニシビルダーのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回私の方では、カクニシ構造編④として、カクニシビルダーの新築全棟に採用されている【制震ダンパーMIRAIEミライエ】についてお話しさせて頂きます。
～カクニシ構造編①はこちら～
～カクニシ構造編②はこちら～
～カクニシ構造編③はこちら～
MIRAIEミライエとは
住友ゴム工業独自のテクノロジーで開発した高減衰ゴムを採用した制震装置。
家と家族の未来を守りたいという想いからMIRAIEミライエという名前が付けられています。
MIRAIEミライエの特徴
【揺れ幅、最大95％低減】
高減衰ゴムが振動エネルギーを熱エネルギーに変換することで地震の揺れを効率良く吸収、地震の揺れ幅を最大95％低減できることが実証されています。
【唯一の基礎緊結タイプ】
MIRAIEは、様々な市販向け制震装置の中でも唯一の基礎緊結タイプ。
住宅の基礎とアンカーボルトで強固に緊結し、地震の「揺れ」を効率よく高減衰ゴムに伝えて「揺れ」を吸収します。
基礎と緊結されている為、高い制震効果が得られ、地震により制振装置自体が土台から外れてしまうことを防ぐことができます。
【90年間メンテナンス不要】
促進劣化試験の結果より、高減衰ゴムダンパー部分において90年経過してもほとんど性能が変わらないことが確認されています。
一度取り付ければ、部品交換や点検などメンテナンスが一切不要です。
【4ヶ所最適配置により1階のみの設置で制震効果が得られる】
X方向、Y方向への最適配置により、1階だけの設置で家全体を守ることができます。
X方向、Y方向に、ダンパーが作用するよう設置。1階だけの設置で十分な制震効果が得られます。
住友ゴムの高減衰ゴムダンパー採用実績
【2016年 熊本城天守閣の耐震改修工事に採用】
熊本地震でMIRAIEが全壊・半壊0の実績を受け、熊本城天守閣の耐震改修工事に、住友ゴムの制震ダンパーが採用され、大天守の最上階、小天守の最上階に住友ゴムの制震ダンパーが設置されています。
【2007年 京都にある東本願寺の耐震補強工事に採用】
世界最大級の木造建築として知られる京都・東本願寺の耐震補強工事に、MIRAIEと同じ制震技術が採用されています。
カクニシビルダーでは木造住において最適な制振装置としてミライエを採用させて頂いています。
月一で開催している構造見学会では実物を見て頂きながらミライへの特徴についてご説明させて頂いております。
ミライエに興味を持っていただいた方、もっと詳しく知りたいと思って頂いた方はぜひ見学会への参加お待ちしております。
【カクニシ構造編】今後も予定しておりますので、よろしければまたご覧になってください。
カクニシビルダーの施工事例
一棟一棟がお施主様の夢を叶えたお住まいです。
ガレージハウスや平屋、カフェスタイル、北欧風、ナチュラルモダン、和モダン、などなど。
様々な施工事例をご覧いただけます。