建築探訪 那須塩原市図書館みるる
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カクニシビルダーのブログをご覧頂き、有難う御座います!
建築コンサルティング部の関澤です。
朝晩涼しくなり夏の終わりを感じて少し寂しい気持ちになっている今日この頃です。
先日のお休みに、昨年のマロニエ建築賞を受賞した、
UAoが設計をした那須塩原市図書館みるるを観に行ってまいりました。
黒磯駅前の再開発エリアに建つこの図書館は、
「ことばの森」という設計テーマがあり、
とくに2階は、木で構成された三角の多面体が緩やかな高低差をつくり、
本当の森の中にいる様な錯覚をおぼえる空間となっています。
外周には大きなレースのカーテンがつるされており、
床からながれるエアコンの風でゆるやかに揺れる演出がれており、
森の中に風が流れているような感覚になった事がとても印象的でした。
建築をよく知らない私の妻も、
すごく居心地のいい図書館だね。と言っておりましたので、
良い建築は、五感に伝わるのですね。
所々にソファや椅子が置かれており、
ゆっくりと言葉に触れることが出来るようになっています。
周辺にはおしゃれなレストランやカフェも立ち並び、
雰囲気のよい街並みを形成しています。
県内にも、こんな素敵な場所があったんだと再確認する事が出来ました。
規模は違えど、私たちも建築に関わるものとして、
より良いデザインにふれ、勉強し、
お客様へ、居心地の良いお住まいをご提案していきたいと考えております。
皆様も近くに行った際には、是非訪れてみてください。