間接照明について
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皆様、こんにちは。
カクニシビルダー設計室の岩﨑です。
今回は、住宅の雰囲気を大きく左右する 「間接照明」についてお話ししたいと思います。
間接照明は、光源を天井・壁・床・家具などに反射させて空間を照らす照明手法です。
直接光よりも眩しさが少なく、柔らかな光で空間全体の質感を高めてくれます。

間接照明の主な効果
・光が拡散するため、目に優しくストレスの少ない空間になり、リラックス効果が高くなります。
・天井や壁に陰影が生まれ、高級感が出ます。
・ 天井面へ光が当たることで空間を広く見せる視覚効果が発揮し、圧迫感が減少します。
・ 木目や塗り壁、タイルなどの素材感が美しく際立ちます。
間接照明の注意点
・設置スペースが必要です。
・設計段階からの計画が必須です。(後付けは制限が多い)
・ホコリが溜まりやすい部分は、掃除の対策が必要です。
代表的な間接照明3種類
① コーブ照明(Cove Lighting)
天井面に向けて光を当て、空間全体をふんわり明るくする手法です。
光源を隠すための“幕板”や“垂れ壁”の寸法が重要で、天井面の仕上げ(白・マット)だと光がキレイに広がります。
天井が高く見え、部屋全体を柔らかく明るくできます。

② コーニス照明(Cornice Lighting)
壁面に光を落とし、ラインを美しく見せる照明です。
壁仕上げに塗り壁やタイルなどの凹凸があると立体的な陰影が生まれます。
空間のメリハリを作りやすく、ホテルのような高級感が出ます

③ 家具裏の間接照明
テレビボード、ベッド、鏡などの背面に光を仕込み、家具が浮いているように見せる照明です。
空間に“奥行き”と“浮遊感”が生まれ、特に夜の雰囲気が抜群に良くなります。

間接照明を入れる際のおすすめポイント
・ 調光機能をつける
時間帯やシーン(朝・昼・夜、映画鑑賞、リラックス)に合わせて光量調整できると満足度が大きく上がります。
・ LEDの色味(色温度)は、雰囲気づくりを重視する場合は、電球色 が相性抜群です。
間接照明は、空間の魅力を引き上げる非常に効果的な照明計画です。
リラックスできる住まいづくりや、素材を美しく見せる演出には欠かせません。
「我が家にも取り入れられる?」「どの方法が合うの?」など、具体的なご相談もお気軽にお声がけください。
照明は設計段階での計画が成功のカギですので、ぜひお早めにカクニシビルダーにご相談ください。

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