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ルーフィングシートについて

 

みなさま、こんにちは!

カクニシビルダー品質管理部の林です。

 

カクニシビルダーのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

 

今回私の方では、【ルーフィングシート】についてお話させていただきます。

 

 

ルーフィングとは?

屋根の下に敷く「防水シート」のことで、普段は屋根材の下に施工してあるため見えませんが、雨漏れを防ぐためにとても大切な役割を担っています。

 

 

 

 

ルーフィングの種類

  1. アスファルトルーフィング

混ぜ物のないアスファルトを基材(紙や不織布)に染み込ませたものをいいます。

 

中でも『アスファルトルーフィング940』(940は単位面積質量のことで、1㎡あたりの重さを示しています)と呼ばれているものが安価なため最も多く使用されていますが、破れやすく耐久性に劣るというのがデメリットで、約10年で大幅に耐久性が低下するといわれています。

 

 

  1. 改質アスファルトルーフィング

アスファルトルーフィングを改良したもので、アスファルトにゴムや合成樹脂、ポリマー、プラスチックなどを混入させて耐久性を高めたものをいい、20年以上の耐久性が期待できるといわれています。

 

また、高温や低温の条件にも強い特徴があります。

 

※カクニシビルダーで主に使用しているルーフィング材になります。

 

 

  1. 粘着層ルーフィング

一般的なルーフィングを設置する際には、タッカーや釘を使って固定する為、ルーフィングに穴があいてしまって雨漏れの原因になってしまうことがあります。

粘着層ルーフィングは裏面が粘着シールになっているため、タッカーや釘を使わずに野地板に固定することができます。

 

隙間なく密着させることができるので、止水性が高く雨漏れしにくいのがメリットですが、透湿性はありません。

 

 

 

  1. 透湿防水ルーフィング

透湿防水ルーフィングは、雨水は通さないが屋内の湿気は外に逃がすことができるのがメリットです。

これにより、屋根裏にこもった湿気が野地板に与えるダメージを軽減する効果があります。

 

建物の高寿命化のためにも効果的でありますが、シェア5%~10%、他のルーフィング材に比べて高価になります。

 

 

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

それぞれのルーフィング材の特徴がございます。

カクニシビルダーではその時々に合わせ的確なルーフィング材をご提案させていただきます。

 

疑問に感じることなどお気軽にご相談くださいませ。

 

 

 

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