窓の開き方とデザインについて
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皆様、こんにちは。
建築コンサルティング部の半田です。
今回は、採光・換気・デザインと密に関係する、窓の種類ごとの開き方やデザインについて、特にご採用いただくことの多い窓の中からご紹介していきたいと思います。
縦すべり窓
- 開き方
左右どちらかから外側に90°回転する形で開く窓になります。
外側に窓が突出するため、そこに風が当たることで室内に風を取り込みやすくなります。
引き違い窓よりも省スペースで設置でき、比較的気密性が高いです。
- デザイン
どのような外観デザインでもマッチしますが、特にW640㎜×H970㎜などのサイズはフレンチカントリーやナチュラルテイスト、W300㎜×H2070㎜などのサイズはモダンテイストのお家に合います。
横すべり窓
- 開き方
上側を軸に下から上に60°押し上げて開ける窓になります。
それ以外に45°、90°と開口角度を選択出来るものもございますので、打ち合わせ中の方は各建築会社にご確認ください。
開口している状態では、窓が庇代わりになるため、他の窓と比べると雨の日でも室内に影響を及ぼしにくくなっています。
性能面では縦すべり窓同様、気密性が高い種類の窓になります。
- デザイン
W1690㎜×H370㎜などのサイズは、和モダンやモダンテイストのお家に合います。
また、テレビ上部やトイレの長手方向や寝室など多少の明るさ+換気性能が欲しい場所に設置する場合も多いです。
引き違い窓
- 開き方
左右にスライドして開閉するタイプの昔からよく使われている窓です。
外に出入りできる掃き出し窓や腰の高さから始まる腰窓がありますが、外との繋がりや解放感を大切にされる方はサイズの大きな掃き出し窓がおススメです。
横幅が約3500㎜のとっても大きな掃き出し窓は解放感抜群です。
- デザイン
デザイン性が高い窓ではございませんが、採用する場所によっては外観デザインのバランスを崩すことなく、室内に居る際の解放感を得ることができます。
FIX窓(はめ殺し窓)
FIX窓は文字通り、固定された開かない窓です。
開閉がない分他の窓よりも気密性が高く、価格は安価なものが多いです。
そのため、開けられる必要のない箇所をFIX窓に変えることで減額ができ、気密性のUPも見込むことが出来ます。
- デザイン
縦長、横長、スクエア型、菱形、丸型、台形など様々な形のラインナップがございます。
和テイストのお家に丸窓を採用し、内側に障子を設けると雰囲気が出てとてもカッコよく仕上がります。
上げ下げ窓
- 開き方
上下にスライドして開閉する、引き違い窓を90°回転させた形の窓です。
上下両方を動かせるタイプとどちらか片方のみ動かせるタイプがございます。
今までご紹介した窓に比べると、少し金額が上がってしまう可能性がありますが、デザイン面ではスタイルを確立していてお洒落なお家になりますのでご検討してみてください。
- デザイン
上げ下げ窓は、外観・内観のスタイルに合わせて採用することが多いです。
特に、アメリカンスタイル全般、北欧風、南欧風など洋風なお家によく使われております。
今回は、窓の開き方とデザインについてご紹介いたしました。
窓一つとっても種類や配置に意味があり、外観・内観の印象がとても大きく変わる大切な要素になります。
機能性とデザイン性を両立したバランスの良い住まいをご提案致しますので、このようなお家づくりをしたい方はカクニシビルダーまでお問合せください。
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