カクニシ構造編③~【剛床工法】について~
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みなさま、こんにちは。
カクニシビルダー品質管理部の岡田と申します。
今回私の方では、【剛床工法】についてお話させて頂きます。
~カクニシ構造編①はこちら~
~カクニシ構造編②はこちら~
剛床工法とは
床板を支える直角の水平材を使うことなく、合板を貼り合わせる方法です。
水平材を使わない代わりに床下地合板の厚みを厚くし、直接留める仕組みで、今までの工法(根太工法)より材料も少ないことから、素早く施工が可能、施工過程でのムラも生じにくいのが特徴です。
弊社では一般的な24㎜ではなく28㎜の合板を使用しております。
根太工法とは
剛床工法が適用される前は、根太工法が一般的に使われていました。
根太工法は幅45㎜×高さ60㎜の水平材を303㎜の間隔を作りながら床組みしていく工法です。
等間隔に並べられた根太の上に合板を貼ることで、水平な床が保たれますが、コストが高くなり工期も剛床工法と比べると長くなります。
剛床工法のメリット
・仕上げのムラが少なく広い空間が作れる
剛床工法は根太工法とは違い、簡単な工法で施工ができる。
その分工期も少なく、仕上がりにムラが起きにくいのが特徴。
また根太や火打ち梁を使ってない工法なので床の位置も下げられ、部屋の空間を広くさせられるメリットがあります。
・地震や台風などの災害に強い
剛床工法は横揺れや歪みに強いため災害の多い日本では剛床工法が多く取り入れられるようになりました。
【カクニシ構造編】今後も予定しておりますので、よろしくお願いします。
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