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新築・リフォーム計画時における窓のお話

こんにちは。

カクニシビルダー建築コンサルティング部の郡司です。

 

今回は、新築時やリフォーム時における「窓」について、詳しくご説明させていただきます。

 

まず、近代の新築住宅は、高気密・高断熱が当たり前になってきています。

いわゆる「ZEH(ゼッチ)」というものです。

実は、窓はこのZEHの基準にもかなり大きく関わっています。

 

昔ながらの日本家屋では、ガラス戸を左右に引いて開閉する「引き違い窓」が主流でした。

しかし、この引き違い窓だと構造上どうしても隙間が生じてしまいます。

つまり、その隙間から風が入りやすくなるため、住宅の断熱・気密性能を大きく下げてしまう要因になります。

 

最近では、密閉性が高い「縦すべり窓」「横すべり窓」「上げ下げ窓」「FIX窓」「片開き窓」などが主流となっています。

 

 

 

 

また、家の暑さや寒さには窓の素材も大きく関係しています。

 

15年ほど前までは室内側、室外側ともにアルミ製のサッシを使うのが主流でした。

しかし最近では、室外側のみアルミ製、室内側は樹脂製とした複合サッシを使うのが主流になってきました。

 

これは家の高気密・高断熱化に伴う進化で、アルミと樹脂の熱伝導率の違いを活かしたものです。

アルミは熱を伝えやすいため、外気の暑さや寒さを室内へ伝えやすく、逆に室内の熱も外へ逃がしやすいという特徴があります。

室内側だけを樹脂にすることで熱の伝わりを遅らせる効果が期待できるのです。

 

また、熱の伝わりはサッシだけに限らず、ガラスの種類や面積にも影響されます。

現在では、断熱効果を高めるアルゴンガスを封入したガラスや、Low-E(低放射)金属膜を組み合わせた窓が増えています。

これにより、熱の伝わりを抑えるだけでなく、夏の強い日差しや紫外線を遮る効果も期待できます。

これらをうまく取り入れ、住宅の性能を高めることで、光熱費の削減にもつながります。

 

 

 

 

以前窓の販売に携わっていた立場から申し上げますと、年々上昇するエネルギーコストを抑えることも重要ですが、窓から見える景色を楽しんだり、自然の風を取り込んで季節を感じながら暮らすことも必要なのではないかと考えます。

 

そのため、新築やリフォームをご検討の際は、ぜひ設計士と窓の形や大きさ・配置のバランスをしっかりとご相談いただく事をオススメします。

 

以上、今回は「窓」のお話でした。

 

 

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