住まいと換気について
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みなさま、こんにちは!
カクニシビルダー品質管理部の林です。
カクニシビルダーのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回私の方では、【換気】をテーマにお話しさせていただきます。
換気はなぜ必要?
木材や紙などの天然材料で建てられた昔の住宅(築30年くらいの住宅)は、自然換気により呼吸ができており、隙間が多く風が吹くだけで隙間換気が行えていました。
近年では、気密性や断熱性が高い住宅が増え、自然換気量が減少し、人工的な建築材料が発する化学物質が室内にこもりやすくなりました。
そのため、正しく換気するための設計が必要となった背景があります。
2003年の建築基準法改正で、全ての新築の建築物は24時間換気システムの設置が義務化されています。

出典:国土交通省「建築基準法における換気に関する規定(法第28条)」
建築基準法第28条の2によると、シックハウス対策についての規定もあり、換気設備についての技術的基準も設けられています。
簡単にいうと、1時間で室内の空気が0.5回以上入れ替わる性能を持つ機械換気設備を設置する必要があります。
換気不足がもたらす悪影響とは?
①二酸化炭素の蓄積
人が呼吸することで二酸化炭素が発生し、換気が不十分だと室内の二酸化炭素濃度が上昇し、 頭痛や集中力低下、眠気などの健康問題を引き起こす可能性があります。
②室内空気の質の低下
換気を行わないと、室内空気が汚染されやすくなります。
人の呼吸が出す二酸化炭素はもちろんのこと、建築材料や家庭用品から発生するホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)などが蓄積し、空気の質が悪化します。
③ 湿度の上昇
日常生活の中で発生する湿気が室内にこもり、湿度が高くなります。
湿度が高くなることでカビ・ダニ発生の可能性が高くなり、柱の腐食などの住まいを傷める可能性にもつながります。
④ 臭気の蓄積
ペット・タバコの煙など、室内には様々な臭気が発生します。
換気を行わないと不快な臭気が室内にこもり、快適な生活環境が損なわれてしまいます。
換気の種類について
常時換気には3つの方式があります。
●機械換気設備
・第1種換気・・・機械給気→機械排気
・第2種換気・・・機械給気→自然排気
木造戸建て住宅の場合は、結露を起こす可能性が非常に高いため、この換気方式はほぼ使用されていません。
・第3種換気・・・自然給気→機械排気

出典:国土交通省「建築基準法における換気に関する規定(法第28条)」より抜粋
換気と気密の関係性について
換気の重要性や換気方式についてお話させていただきましたが、換気をしっかり機能させるためには気密が非常に重要となってきます。
気密については下記ブログに記載がありますので、ぜひご覧ください。
【気密】について | カクニシビルダー|宇都宮市,鹿沼市の注文住宅・デザイン住宅が得意な工務店
【気密(C値)とは】なぜ全棟気密測定するのか | カクニシビルダー|宇都宮市,鹿沼市の注文住宅・デザイン住宅が得意な工務店
気密が悪い住宅の場合、給気口以外の隙間からの外気浸入や、排気口以外の隙間からの空気流失などで、計画通りの換気が行えません。
気密を良くすることで、計画的な換気と室内の水蒸気排出で、結露防止にもつながります。
換気と気密は、非常に密接な関係です。
最後までブログご覧いただき、ありがとうございます。
カクニシビルダーでは全棟気密測定を行い、換気と気密についてしっかりと検討したお家づくりをしております。
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