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排⽔トラップの目的と種類について

 

みなさま、こんにちは!

カクニシビルダー品質管理部の森田と申します。

 

 

カクニシビルダーのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

 

私は少し前に飲食業界からの転職を経て、カクニシビルダーに入社しました。

私が担当するのは、アフターメンテナンス作業です。

 

知識や経験は浅いですが、先輩社員の現場に同行し、サポートを受けながら出来ることが少しだけ増えてきました。
ブログを通じて、皆さんと建築やメンテナンスに関わる知識を共有していければ嬉しく思います。

 

 

まだまだこれからな私が今回お話しさせていただくのは、 排水トラップの目的と種類についてです。

 

 

 

排⽔トラップとは?

排⽔管と衛⽣器具との間に設けられ、常に⼀定量の⽔が溜まる構造になっている部分。

この⽔が、下⽔からの悪臭や害⾍の侵⼊を防ぐ役割があります。

 

排水管と衛生器具の接続部分に溜まっている水を封水といい、排水管からの臭いや害虫が室内に侵入するのを防ぎます。

封水が不足すると、これらの機能が失われ、悪臭や害虫の発生につながるため、定期的な確認とメンテナンスが必要です。

 

 

 

排⽔トラップの主な役割

・悪臭の防⽌

排⽔管から⽴ち上る悪臭を⽔で遮断。

室内に臭いが侵⼊するのを防ぎます。

 

・害⾍の侵⼊防⽌

害⾍やネズミなどの侵⼊を防ぎ、衛⽣的な環境を保ちます。

 

・排⽔の流れを円滑にする

排⽔⼝へ⽔を流すと、トラップに溜まった⽔の上にある空気が流れ込んだ⽔とトラップの⽔に挟まれ、押し出されて排⽔管へ流れていきます。

 

・⾃浄作⽤ 

トラップに溜まった⽔が⼊れ替わることで、排⽔の流れを良くし、悪臭の原因となるゴミの堆積を防ぎます。

 

 

 

⼆重(ダブル)トラップについて

 

 

 

 

⼆重(ダブル)トラップとは、⼀つの排⽔配管に複数の排⽔トラップ(⽔たまり)がある状態を指します。

 

二重トラップの問題点は、トラップとトラップの間の排⽔管内に空気の層ができてしまうことです。

排⽔を⼤量に流した場合、この層の空気が逃げる場所が無くなり、排⽔の流れが著しく悪くなる等の排⽔障害が発⽣します。

 

最悪なケースとして、スムーズに排⽔されないために、排⽔トラップと排⽔トラップの排⽔管内に油分等が付着し、排⽔詰りや排⽔の逆流が起こってしまう可能性もあります。

 

⼆重(ダブル)トラップを無くすためには、排⽔トラップを 1 個にしなければなりません。

住宅設備側の排⽔トラップを無くす⽅法もありますが、デメリットも多く、住宅設備⾃体が対応不可な場合が多いので、基本的にはお勧めしません。

 

排⽔マス内の排⽔トラップを無くし、⼆重トラップ状態を解消するのが⼀番安⼼です。

 

どちらかのトラップを撤去できない場合の別の⽅法として、排⽔管に通気弁を設置する、排⽔マスの種類によっては通気蓋を取り付ける等の⽅法もあります。

 

 

 

 

 

排⽔トラップの種類

排水トラップにはいくつかの種類があります。

キッチン、浴室、洗面所、トイレなど住宅の様々な場所で使用されています。

 

 

 

 

 

 

サイホン型トラップ

サイホン型トラップは、排水による自己洗浄作用がある排水トラップです。

衛生状態を保ちやすいですが、サイホン作用を起こして封水がなくなる可能性があることが欠点です。

 

サイホン型トラップには、次の3つの種類があります。

 

 

 

 

Pトラップ

 

 

排水管が曲がっている「Sトラップ」「Pトラップ」「Uトラップ」は、サイホンの原理によって水を流しています。

排水口から吸い込まれた水が、左側の管を通ってトラップにたどり着きます。

右側の管は空洞になっているため、サイホンの原理によって、バランスを取ろうとする力が働きます。

その圧力によって、右側の管まで水が流れていきます。
排水口から流れてくる水がストップした後も、封水がもとの水量になるまでは圧力が働き続けます。

結果的に新しい水がトラップに溜まるため、これを「自浄作用」と言います。

 

 

 

 

 

サイホンの原理とは、水を高い位置の出発地点と低い位置の目的地点を管でつないで流す場合、管内が水で満たされていれば、管の途中に出発地点より高い地点があってもポンプでくみ上げることなく流れ続ける仕組みを言います。

 

 

 

 

今回は、日常生活でも馴染み深い排水トラップについてお話させていただきました。

 

普段生活をする中で、下水からの悪臭や害虫の侵入を防ぐために欠かせない装置です。

水回りからの悪臭が気になる際には、お話の中にもあった封水不足を疑ってみるのもよいかもしれません。

 

 

 

今回の内容が、少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

 

何かお困りの際は、是非カクニシビルダーにご相談ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

 

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