キッチンを選ぶポイント
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こんにちは。
建築コンサルティング部の石川です。
今回は、キッチンについてお話させていただきます。
最近のキッチンは、ダイニングやリビングと仕切られていない対面式キッチンが主流がとなっています。
これは、女性の社会進出による共働きが一般的になり、男性も家事をするのが増加傾向にある社会変化が背景にあります。
また、最近では料理を通じてSNSで公開したくなる『映える』キッチンを意識する方も増えています。
そのことを含め、料理を楽しむ環境が考えられた造りになっていると思います。
キッチンを選ぶポイント
- キッチンの配置(レイアウト)
- 家事動線を考えた時のキッチンの間取り
最近のシステムキッチンは、多様化するライフスタイルにあわせて、どれも使い勝手の良さが考えられた造りになっています。
そのため、好みだけで選んでも大きな後悔をすることはないかもしれません。
しかし、より使いやすいキッチンにするためには、その特徴を知っておくのがオススメです。
キッチンの種類
数あるキッチンの中で、人気の3種類をご紹介します。
どれも、キッチンを中心に家族や友人が集まることを考えられた形になっています。
I型
メリット
- 壁付けタイプの場合は、ダイニングの面積が広くとれる。
- キッチンの間口(横幅)の選択肢が多い。低コストで設置可能。
- 対面タイプの場合は開放感が得られ、家族と会話がしやすい。
デメリット
- 壁付けタイプは、キャビネットの扉や足元のマットなどがダイニングから丸見えになる。
- 対面タイプは、ダイニングとの間に壁がないと油や水が飛びやすい。
ペニンシュラ型
ペニンシュラ(peninsula)とは英語で「半島」を意味し、キッチンの左右どちらかが壁に面している対面式キッチンを指します。
メリット
- 開放感がある。
- 料理や配膳、後片付けなど、二人以上での作業がしやすい。
- おしゃれなデザインの商品が多い。
デメリット
- 価格が高め。
- つり戸棚がないプランが多いので、収納スペースの確保が必要。
- 配膳の際、回り込まなければならない。
アイランド型
四方が壁に接していないキッチンを指します。
メリット
- 開放感があり、おしゃれなデザインが多い。
- 両端から人が出入りでき、二人以上での調理がしやすい。
- 家具選びの感覚でキッチンが選べ、リビングとのコーディネートが楽しめる。
デメリット
- 価格が高め。
- つり戸棚がないプランが多いので、収納スペースの確保が必要。
- 設置するのにスペースが必要。
最後にもうひとつ、料理が得意な方や趣味でよく料理をする方におすすめのキッチンをご紹介します。
家族はもちろん、ご友人へのおもてなしにもおすすめです。
U型
メリット
- 調理スペースを広く確保できる。
- スマートな動線で、配膳や後片付けがしやすい。
- キッチンの足元や本体下部が、ダイニングから見えにくい。
デメリット
- 価格が高め。
- つり戸棚がないプランが多いので、収納スペースの確保が必要。
- 設置するのにスペースが必要。
カクニシビルダーのまちかどモデルハウス駒生町展示場では、U字型キッチン(コの字型キッチン)を採用しています。

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