旧吉田家住宅歴史公園へ行ってきました
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こんにちは。
カクニシビルダーリノベコンサルティング部の稲垣です。
先日、千葉県柏市にある旧吉田家住宅歴史公園を見学させて頂きました。
この旧吉田家住宅歴史公園、古民家好きの私ですが、「今までで一番のスケールでは」と思うほど広い敷地と豪華な建物でした。
歴史公園と言うくらいですから、建物の隣の敷地にはテニスコートが有ったり、今回お伺いした際もそうでしたが、歴史を学べる展示物が多数展示してあったりと、普段から地元の方たちが集える場所になっている所も魅力の一つでした。
その中の旧吉田家住宅の一部の母屋にお伺いさせて頂きました。
私がよく伺っている古民家は、シンプルで質素な感じと共に、夏は暑かったのだろうか?冬は寒かったのでは?と思う事が多々ありましたが、今回の建物は江戸時代末期に築造された国指定重要文化財。
まさに豪農と言う感じでした。
その中でも主屋を中心に見学させて頂きました。
農家の玄関なので土間がありますが、左側を見ると囲炉裏があり大黒柱が見えてきました。
座敷に上がらせて頂き、お部屋を見学させて頂くと、隣の建物は何だか涼しげに見えます。
ガイドさんが、襖が夏の装いですと教えてくれました。
簾戸です。
また、長押と柱の交わる釘隠しが、神社やお城などに用いられる六葉釘隠しになっている点も驚きました。
「素晴らしい建築物なので、撮影に使われたりしませんか?」と質問させて頂くと、何度も使われているとの事。
そして、将棋の棋聖戦の会場にもなっていると教えて頂きました。
今回の旧吉田家住宅は、『趣のある』というより、当時の技術が詰まった建築物でした。
もう一度見に行きたいと思う建物でもありました。
改めて思いますが、良い建物は時代を超えて受け継がれて行くと再度教えられました。
今年の夏も熱くなると予想が出ています。
せっかくの我が家が、熱中症の温床になってしまうのは避けたいと思っています。
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