コンクリートの仕上げ方について
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みなさま、こんにちは!
カクニシビルダー品質管理部の林です。
カクニシビルダーのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回私の方では、【コンクリートの仕上げ方】についてお話させていただきます。
コンクリートですが、道路から玄関までのアプローチ(通路)や駐車場、住宅を支える基礎に主に使用されています。
特に、外構工事の駐車場やアプローチは『お家の顔』ともなり得るポイントなので、仕上げ方によって見栄えも変わりますし、性能も大きく変わってきます。
今回は、3つの仕上げ方について説明をさせていただきます。
01. 金ゴテ仕上げ(かなごてしあげ)
金ゴテ仕上げとは、表面をすべすべにする仕上げ方法です。
コンクリートを流しこんだあとに、硬化していくのにあわせて数回に分けて平らにならしていきます。
最後に乗っても靴跡がつかない程度に固まった際に、表面の薄いセメントをしごいて仕上げます。
表面がすべすべになっているため、散水や掃き掃除により清掃が行いやすい反面、滑りやすいデメリットがあります。
02. 刷毛引き仕上げ(はけびきしあげ)
ホウキで掃いたような刷毛目(はけめ)をつけた仕上げ方法です。
金ゴテ仕上げと同様に、コンクリートを流し込んだあとに、数回に分けて平らにならしいき、最後に刷毛の目を付けます。
この際、金ゴテ仕上げをする場合よりも、少し早い段階で最後の仕上げを行います。
これにより、滑り止めの機能が加わります。
施工費用が安価で済むため、駐車場などの広い面積にて施工されることが多いです。
金ゴテ仕上げの反対で、少し掃除がしづらくなるのがデメリットになります。
それは、刷毛の目にゴミやほこりが引っかかってしまうからです。
その反面、滑りにくくなる安全性が確保されます。
03. 洗い出し仕上げ(あらいだししあげ)
洗い出し仕上げは、古くからの伝統的な左官工事になります。
いったん表面をコテでならしたあと、表面を洗い出して骨材の頭部分のみを露出させて仕上げる方法です。
凹凸のある仕上がりとなるため、滑りにくく、そして美しく豊かな表情が現れることが特徴になります。
施工費用がかかること、職人さんの腕によって多少仕上がりに差が出る事がデメリットになります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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