来年の話をして、鬼に笑われてみませんか?
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こんにちは。
リノベコンサルティング部の稲垣です。
今年も残すところあとわずかとなると、どうしても気になるのが、来年の話題と言うところではないでしょうか?
『一寸先が闇と言われているのに、来年の事?』
そんな話も聞こえてきそうですが、先日の休みに、来年の顔ともいえる「新一万円券の顔」となる渋沢栄一さんが住まわれていた、旧渋沢邸に伺ってきました。
この建物は、埼玉県深谷市血洗島247-1に建っている「中の家」の建物の主屋となります。
この主屋の中では、アンドロイドの渋沢栄一さんが、ご自身の生涯の解説をされていますが、私はこの建物の特徴をお伝えしたいと思います。
まず、屋根の瓦ですが、何となく沖縄の建物の屋根に似ている気がしていましたが、化粧漆喰と呼ばれる工法で仕上げていました。
壁の漆喰も美しく残されていました。
漆喰と言う素材は、静電気を帯びないという特徴がありますので、この様に長年きれいに保つ事が出来たのだと思います。
これだけでも、とても手間の掛かっている建物だと言う事がわかります。
室内に入ると、この様に当時の面影を再現していました。
特に目を引いたのは、2階にある上座式と呼ばれる部屋でした。
渋沢栄一さんが帰郷した時に滞在するために作られたお部屋だそうで、この建物の中でも、特にこだわった造りがされていました。
確かに、こだわりのある造作は、滞在するには良いお部屋と言う事はわかりますが、私が一番興味を持ったのはこの建物の耐震補強方法でした。
私の知っている耐震補強方法とは違う角度からの方法で、天井で建物の揺れ、ゆがみに対する構造となっている様でした。
このような天井での耐震方法も勉強させて頂ける建築物である、渋沢栄一さんの「中の家」
耐震診断を200件以上行ってきましたが、驚きの内容でした。
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