エコキュートと電気温水器の違いとは?
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皆様こんにちは。
建築コンサルティング部の半田です。
オール電化のお家に付く電気給湯器には、エコキュートと電気温水器の2種類ございます。
このブログでは、それぞれの違いについて書かせていただきます。
エコキュートと電気温水器の違い:お湯を沸かす仕組み
エコキュートと電気温水器は、ガスではなく電気を使いお湯を沸かします。
ですが、それぞれの熱源とお湯を沸かすための基本的な仕組みが大きく違います。
エコキュート
電気と空気を熱源とし、効率よくお湯を沸かす高効率給湯器です。
家庭用エアコンや冷蔵庫などにも活用されているヒートポンプを利用して熱を作り出し、お湯を沸かしています。
空気を圧縮すると温度が上昇するという仕組みを利用し、圧縮機で圧縮熱を作り出し熱交換器を通してお湯を沸かすこの仕組みすごいですよね。
電気温水器
電気で温めるヒーターが内蔵されており、お湯を沸かします。
エコキュートに比べると、中身はシンプルな作りとなっております。
エコキュートと電気温水器の違い:設置スペース
エコキュート
貯湯タンクユニットに加えて、エアコンの室外機のようなヒートポンプユニットの両方を据え付けるため広さが必要です。
搬入やメンテナンスが行えるように奥行1m、横幅2~3m程度のスペースがあれば安心です。
電気温水器
貯湯タンクユニットのみなので、奥行と横幅が各1m程度の間隔があれば十分設置可能です。
エコキュートと電気温水器の違い:初期費用・電気代
エコキュートは、電気温水器に比べて数十万円初期費用が高くなります。
しかし、熱源が電気のみの電気温水器に比べて、電気と空気を熱源としているエコキュートの方が少ない電力で効率良くお湯を沸かすことが出来ます。
その為、ランニングコストの面では、エコキュートの方が電気温水器の約1/3程度の電気代で済むと言われております。
オール電化をご希望の方で、初期費用を抑えたい方は電気温水器、電気代を抑えたい方はエコキュートをご検討されてみても良いかもしれません。
給湯設備を設置してから10年~15年ほど経ちエラーなど不具合が出てきた方は、カクニシビルダーの方でメンテナンス及び機器の交換のご相談も承っております。
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