全熱交換型換気システム【澄家sumika】について
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みなさま、こんにちは!
カクニシビルダー品質管理部の林です。
カクニシビルダーのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回私の方では、
24時間全熱交換型換気システム【澄家sumika】をテーマにお話をさせていただきます。
はじめに、住宅における換気の目的と換気システムの種類についてお話させていただきます。
換気の目的
- ホコリや有害物質、花粉やPM2.5などの汚染物質を部屋の外に排出する。
- さまざまな原因で発生する悪臭や汚れた空気が部屋に溜まるのを防止。
- 水蒸気を排出し、結露やカビが発生することによる建材等の劣化を防止。
換気システムの種類
換気システムには、第1種換気・第2種換気・第3種換気の3つの種類があります。
- 第1種換気:給気と排気それぞれにファンを設置して、強制的に換気を行うシステム
- 第2種換気:給気のみを強制的に行う換気システム
- 第3種換気:排気のみを強制的に行う換気システム
ご紹介する【澄家sumika】は第1種換気方式になり、給気と排気を制御し、計画的な換気ができるのが特徴になります。
次に、【澄家sumika】についてお話させていただきます。
上記が【澄家sumika】の換気全体像になります。
特徴をいくつかご紹介いたします。
【澄家sumika】の特徴
1.アレルゲンを取り除く
- 空気の入口(給気側)
外気の汚れを室内に入れない高性能フィルターを使用しています。
花粉は99.8%、2.5umの粒子は95%以上除去され、外から取り入れる空気はきれいに浄化されてから室内に入ります。
- 空気の出口(排気側)
アレルゲン物質は床面に溜まりやすく、家の中で大人と子供が吸う空気には違いがあります。
特に乳幼児の子供は床上30㎝の空気しか吸うことができません。
ハウスダストは空中に舞い上がり、約9時間かけて床下に溜まっていきます。
ハウスダストなど有害物質は赤ちゃんの生活ゾーンである床上30㎝に滞留していると言われています。
床面排気を採用し床上30㎝に滞留しているハウスダストを効率的に排気します。
- 臭いにも効果的
臭い成分は一般的に重い為、床面近くにとどまります。
特にトイレでは、下方に溜まった臭いを巻き上げず排出する為、臭気を感じにくくなります。
計画的に換気が行われるので、家全体の生活臭の対策になります。
2.簡単メンテナンス
【澄家sumika】はメンテナンスの際に脚立やドライバー不要で、一般的な24時間換気システムよりもメンテナンスが非常に簡単です。
下記、一般的な24時間換気システムとの違いになります。
- 室内排気口
澄家:床面に設置されており、簡単に取り外しが可能。フィルターに溜まったホコリは掃除機で簡単に吸い取れる。
一般的な24換気:壁の高い位置にあるため、メンテナンスに脚立等が必要。
- 給気フィルター
澄家:外に設置されたフィルターはそのまま屋外で清掃可能。フィルターカバーはマグネット式で簡単に取り外し可能。
一般的な24換気:天井懐に設置されたフィルターを清掃。室内での手入れになるので、虫やホコリが上から落ちることも。
- 熱交換機
澄家:床下に設置されている熱交換器のフタは、マグネット式で上に持ち上げるだけで開閉可能。ホコリも掃除機で簡単に吸い取れる。
一般的な24換気:天井懐に設置された熱交換器を清掃。メンテナンスに脚立等が必要。
- 給気ダクト
澄家:給気ダクトレスなので、フィルターを通った新鮮で綺麗な空気はダクトを通らず、床下空間へ。ダクト内は長時間使用でどうしても汚れてしまう。
一般的な24換気:給気ダクトを使用。定期的に専門業者による清掃が必要になる。
以上が、【澄家sumika】の特徴になります。
換気は快適な住まいの環境を実現する為に非常に重要な要素です。
弊社カクニシビルダーでは気密・換気などにこだわり快適な住まいを実現できるよう確りとした提案をさせていただきます。
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