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~耐震構法SE構法について~

 

みなさま、こんにちは!

カクニシビルダー品質管理部の林です。

 

カクニシビルダーのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

 

今回私の方では、【耐震構法SE構法】をテーマにお話をさせて頂きます。

 

カクニシビルダーは、【SE構法の登録工務店】となっておりSE構法をご提案する事が可能です。

 

 

まず、SE構法は『木造ラーメン構法』という特徴があります。

ラーメン構法とは、鉄骨造・RC造では主流となっている構法で、耐震性が非常に高い特徴があります。

 

 

木造でありながら、『優れた耐震性能』と『自由度の高い空間』を実現できる!というのが、SE構法の最大の特徴になります。

 

 

ここからは、SE構法について少し詳しく説明させていただきます。

 

  1. SE構法の由来は?

SE構法の「SE」とは、Safety Engineering(工学的に安全)の頭文字からなり、構造計算を行うことで、科学的に根拠のある耐震性能を確かめ実現させる構法という意味を込め「SE構法」と名付けられた由来があります。

 

 

  1. SE構法の特徴

全棟、構造計算(許容応力度計算)を行い鉄骨造・RC 造と同じ手法で構造計算を行っています。

 

  • 耐力壁の強度が高い

「JAS 特類 1 級合板+CN 釘」併用で優れた耐力壁の強度を実現。

通常の在来軸組み 工法の耐力壁 3.5 枚分の強度となります。

 

  • 水平構面

床材:SE構法専用の28㎜厚の構造用合板を使用し、CN75の釘で固定。

高い床剛性を確保しています。

 

  • 品質基準と保証について

専用のプレカット工場で厳しい品質基準が保たれており、認定を受けた「SE 登録施 工店」の技術研修を受け修了した監理者が現場を担当する決まりになっています。

瑕疵担保の躯体検査とは別に、1棟1棟全ての物件において構造マニュアルに沿った施工がされているか報告書を提出する事が義務付けられています。

保証については、SE構法を供給しているNCNが引渡しから10年、最⾧20年までの構造性能を保証する体制になっています。

 

  • SE構法の実績

SE工法は開発されてから約25年以上、累計 20,000 棟以上の実績。

過去25年の間で経験した巨大地震(中越地震・東日本大震災・熊本地震)において、半壊、倒壊は1棟もございません。

 

 

  1. SE構法で実現できること

  • 大空間、大開口

今まで高コストの鉄骨造でしか実現できなかった広大な自由空間が耐震性能を担保した上で実現可能です。

 

 

 

  • 開口が広いビルトインガレージ

SE構法では、通常9mまでのスパンを可能とし、最大3台分の駐車スペースを間に柱や壁を設けることなく実現可能です。
さらに、SE構法独自の構造計算により12m以上の開口スパンも可能です。

 

 

本社SRには、SE構法の構造模型の展示もございます。

まだ多くの特徴やSE構法で実現できる間取りや実例がございますので、弊社にお問い合わせいただければと思います。

 

 

 

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