【豆知識】建築用語が由来となった言葉①
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皆様、こんにちは。
カクニシビルダー品質管理部の永田と申します。
カクニシビルダーのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は建築用語が由来になっている言葉をいくつかご紹介したいと思います。
皆様が一度は耳にしたことのある言葉、普段から使われている言葉も実は建築由来かもしれません!
【いの一番】
一番目、最初に、真っ先になどといった意味でつかわれる言葉ですが、『いの一番』とは元々、家を建てる上で一番最初に建てる柱の位置を示す言葉です。
家の図面で柱の位置を示すのに、縦方向は「い、ろ、は、に、ほ、へ、と…」横方向は「一、二、三、四…」と符号をつけ柱の位置を表します。
その中で一番最初の符号が「いの一番」となり、一番初め、真っ先にといった意味の言葉として使われるようになりました。
【建前】
原則として立てている方針。表向きの考え。
といった意味でつかわれる言葉ですが、大工さんは棟上げ(上棟)の事を建前と呼びます。
大工さんは建前が済めば大体どの様な家が建つのかが分かるため、建前は表立った指針を意味するようになりました。
【釘を刺す】
念を押すという意味。
昔の日本の木造建築は釘を使わず、材木にほぞ穴を開けて、別の材木をはめ込むやり方が一般的でした。
しかし、いつしか念のために釘を打つようになり、念を押すという意味として使われ始めました。
建築用語が由来になっている言葉はまだまだたくさんあります。
また次回ご紹介させて頂きます!
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