なぜ屋外の木材に塗料が必要なのか? その②
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皆さま、こんにちは。
品質管理部の髙山です。
今回は、前回お話しした「なぜ屋外の木材に塗料が必要なのか?」について、引き続きご紹介していきます。
前回のブログはこちら
https://kakunishi.co.jp/blog/7926.html
塗料に含まれる機能性成分
塗料によっては、さまざまな機能性成分を含んだ製品があります。
代表的なものをご紹介します。
・防腐剤
腐朽菌(木を腐らせるキノコの仲間)の増殖を抑えます。
・防虫剤
シロアリやキクイムシを寄せ付けにくくします。
・防カビ剤
湿気の多い場所で発生する黒ずみやカビを防ぎます。
・UVカット粒子
紫外線による「木材のリグニン分解」を防ぎ、銀灰色化(白っぽくなる劣化)の進行を遅らせます。

塗料の色と耐久性
意外と知られていませんが、「色の濃さと耐久性は比例する」とい言われています。
無色透明(クリア)の屋外塗料は、木本来の質感を最も楽しめますが、実は寿命が短いです。
なぜなら、紫外線を遮断する「顔料(色の粒)」が入っていないからです。
一方で、ダークブラウンやエボニーなどの濃い色は、顔料が紫外線を物理的にブロックするため、木材の保護能力が高くなります。
「クリアで仕上げたい」というこだわりがない場合は、少し色が入った塗料を選ぶ方が、木材を長持ちさせやすくなります。

塗装前の下地処理
どんなに高級な塗料を使っても、下地処理が不十分では性能を十分に発揮できません。
以下の手間をかけることが、良い仕上がりにつながります。
1.ヤスリ掛け(サンディング)
表面の汚れや古い塗膜を落とし、新しい塗料が染み込みやすい状態を作ります。
2.乾燥
木材が湿った状態で塗装すると、塗料を弾くだけでなく、内部に湿気を閉じ込めてしまい、腐食を早めてしまいます。
「晴天が3日続いた後の塗装が理想」と言われるほど、乾燥は重要です。

木材を長持ちさせるメンテナンス
屋外の木材は、生きている素材です。
そのため、塗って終わりではありません。
木部塗料を選ぶということは、単に色を選ぶのではなく、「5年後、10年後にその木材とどう付き合っていくか」を考えることでもあります。
「少し色が褪せてきたかな?」と感じた時に、汚れを落として塗り重ねる。
その手間を惜しまないことこそが、木材を長く美しく保つ秘訣です。

いかがでしたでしょうか?
木材の塗装やメンテナンスについて気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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