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【気密(C値)とは】なぜ全棟気密測定するのか

 

カクニシビルダー山岡です。

 

今回は、「住宅の気密(C値)」がテーマです。

 

いまや高気密・高断熱住宅が当たり前の時代になってきました。

私がこの仕事を始めた20年以上前には、先進的で豪華なオプションであった記憶があります。

車で例えるならば、今の車にはパワーウィンドウや衝突軽減ブレーキが標準装備になっているようなものですね。

 

 

 

 

気密(C値)とは?

 

気密は、「C値」で表現され、わかりやすく言うと住宅の隙間がどれくらいあるかを数値化したものです。

隙間の量なので、C値が小さいほど隙間が少なく、一般的には良いとされます。

数値の目安は様々ありますが、1.0より小さな値だと、気密の良い住宅といえます。

 

カクニシビルダーでは、全棟気密測定を実施しております。

 

 

なぜ全棟気密測定をするのか?気密にこだわるのか?

 

理由その①:気密は測らないとわからないから

断熱性能が机上の計算値であるのに対し、気密性能は現場で実測します。

現場で実測しないとわからないのです。

断熱と気密は、快適な住まいにおいてセットのようなものです。

断熱は気にするのに気密は気にしない、というのは不思議なことなのです。

 

 

理由その②:丁寧な施工が高気密につながるから

木造住宅は現場で施工される部分が多くあります。

大工や各職人が丁寧な仕事をすればするほどおさまりはキレイになり、ぴたっと仕上がります。

つまり、気密が良くなるということです。

カクニシビルダーでは、現場に、職人に自信をもっており、その丁寧な仕事を表す一つの指標としています。

 

 

理由その③:換気計画を有効なものにするため

今の住宅には24時間換気という設備が必須です。

種類はいくつかありますが、空気の入口と出口があり、いずれも室内の空気を計画的に外気と入れ替えるものです。

隙間が多くC値が低いと、空気が上手く流れないのです。

せっかくつけた設備も効果を発揮しません。

 

 

理由その④:光熱費をおさえるため

気密及び断熱が良いと、空調の効きが良くなり光熱費がおさえられます。

そして住まいの快適性が上がります。

 

 

カクニシビルダーの気密の平均値は、ここ数年ですと0.7~0.9ぐらいを推移しています。

毎年改良を重ねているので、段々とよくなってきています。

 

C値0.3!なんて住宅会社もありますが、カクニシビルダーではコストバランスを大切にしつつ、全棟気密測定を行い、実測値にこだわっています。

注文住宅を得意とする住宅会社だからこそ、責任をもって丁寧に施工したいと考えています。

 

 

 

カクニシビルダーでは「性能(気密断熱)」だけでなく、「設計デザイン」「性能(耐震制震)」「施工技術」「コスト」「安心」と、全体のバランスを大切に家づくりを行っております。

まずは気になるポイントから、お気軽にご相談くださいませ。

 

 

株式会社カクニシビルダー 山岡 聖史

 

 

 

 

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