どうなる?12ヶ所制覇
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こんにちは。設計室の伊澤です。
年に数回訪れる、自分が大好きな場所那須塩原市の塩原温泉郷、先日訪れた時にこんな所も訪れておりました。
塩原温泉郷といえば、豊かな湯量な温泉や渓谷を散策する遊歩道、様々な表情の滝があったりと沢山のみどころがありますが、規模は別として大小様々な表情をした滝は15か所、もみじ谷大吊橋で有名になった吊り橋も12か所もあります。
日光市も滝では有名な所がありますが、実は塩原も自然豊かな所で写真を見るだけでも見てみたくなる素敵なところです。
そんな中訪れたのがこちら▼
【七ツ岩吊り橋】
高所恐怖症の私には、320mもあるもみじ谷大吊橋はとてもとても…。
こちらの七ツ岩吊り橋でも87mありました。
こちらは塩原温泉郷の入口近くにあり、旧道とバイパスを結ぶ通路になっていて渡ると、この様な自然豊かな塩原ビジターセンターがあったり、遊歩道の入口があったりします。
(残念ながらビジターセンターは本日休館でした)
さて勇気を振り絞り吊り橋の入口に
中々の風貌です、見た感じそんなに古そうではないので足を踏み入れてみます。
高さは10mぐらいでしょうか、下はこんな感じで川が流れております。
通路は誰が考えたのでしょうか…。
この様にグレーチングがはめ込まれていて半スケルトン状態に、足元の小石を落としてみると川面に落ちるのに少し時間がかかったのが緊張を高めます。
橋の名前にある七ツ岩はこの様に見えました。
ところで吊り橋って結構昔からありますが、どのようにして作られたのでしょう?
今なら大きな揚重機やヘリコプター等で作れそうですが、昔はどの様にして作られたか調べてみると、このような事がわかりました。
「細いひもを弓矢に結び向こう岸まで飛ばします。あらかじめ向こう岸に渡っていた人が、そのひもを引っ張り寄せますが、こちら側では少しずつ太いひもを結び変えていきます。こうして、荷重に耐えられる太さのひもを、下に2本、上に2本 合計4本を谷の上に張ります。そして下の2本のひもの間には〔歩み板〕を、上下のひもの間には双方を繋ぐひもを、それぞれの岸から施工していき吊り橋を完成させます。現在でも山奥に送電線などを張る場合は、ラジコンヘリや圧縮空気を利用したペットボトルロケット、火薬を用いた小ロケット等が使われます。」
なんとなく、作っている風景が思い浮かびそうですね。
吊り橋にご興味がある方、塩原だけでも12か所ありますので、楽しめると思います。
<吊り橋効果>なる言葉もあります、12か所渡るとどうなるか・・・
花粉症が厳しい季節ですが、皆様お元気でお過ごしください。
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