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カクニシ構造編①~【垂木】について~

 

皆様こんにちは、品質管理部の髙山です。

本日は、カクニシビルダーのお家の中で【構造】をテーマとしまして、非常にコアな部分となりますが

屋根を構成する部材の【垂木(たるき)】についてお話をさせて頂きます。

 

垂木とは、屋根を形作る、骨組み材のことです。

 

屋根の下地板 野地板(のじいた)のすぐ下で組む材料で、屋根の一番高い箇所である棟木(むなぎ)から斜めに取り付けられる部材です。

棟木から垂れる様に取り付けられる事から「垂木」と呼ばれるそうです。

 

 

標準的な垂木の間隔は455mm、材料の大きさ(断面寸法)は、幅4.5cm×高さ6cm(在来工法)が一般的です。

 

 

カクニシビルダーの【垂木】

幅3.8cm×高さ14cmの2×6材(ツーバイシックス材)

を標準採用しており、普通の垂木と比べ、断面積では1.97倍大きさになります。

 

 

では、一般寸法よりも大きい断面の垂木を使っていることによりどんなメリットがあるのでしょうか?

 

①垂木の上には屋根仕上げ材(瓦・ガルバリウム鋼板・スレート等)、(ルーフィング)、(野地板)、場合により(太陽光)など多くの荷重がかかります。

色々な屋根がありますが、カクニシでは一番重い【瓦】を想定し、【全棟】で2×6材の垂木としています。

 

②屋根には台風時などの【強風】・雪が降り積もった際の【積雪】などの自然の力が長い年月に渡って加わります。

そういった外的要因から家を守ってくれます。

 

③垂木がしっかりしていると垂木を受ける為の(母屋)や(小屋束)という屋根を支える柱を少なく組むことが出来ます。

それにより思いがけない付加価値ですが、【小屋裏収納】が設計し易くなるのです。

 

 

いかがだったでしょうか。

非常にマニアックな内容ですが、今後も【カクニシ構造編】続く予定ですので、宜しければまたご覧ください。

 

カクニシビルダーでは、構造現場も見学できますので、興味のある方は、ぜひ一度見学に来てください!

 

 

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