換気の重要性について②
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皆様こんにちは!
カクニシビルダー 建築コンサルティング部の高須です。
ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本日は【換気の重要性について②】と題しまして、前回に引き続き、換気システムのお話をしたいと思います!
重要なテーマであるため、他のスタッフもブログのテーマとして挙げており、多少重複しますが、ご容赦ください!
予定をしていた換気システムの種類については、一つ前のブログで別のスタッフが触れているので、なぜ換気システムが重要なのかについてお話します!
住宅が高気密・高断熱化したことにより、『シックハウス症候群』などが社会問題化したことについては、前回の私のブログで触れさせていただきました。
実はその他にも、高気密・高断熱住宅には問題点がいくつかございます。
その中でも本日は2つの問題点についてお話します。
問題点① :空気中の二酸化炭素濃度の上昇
私たち人間は、生きていく上で呼吸をしています。
つまり、空気中の酸素を吸って二酸化炭素を排出しているわけですが、高気密住宅は隙間が少ないため、そのままでは空気が逃げる場所がなく室内の二酸化炭素濃度が上昇します。
二酸化炭素濃度が上昇すると、急な眠気や集中力低下の原因となります。
皆様も経験があると思いますが、大勢の人が集まっている会議室や満員電車、車の中で急に眠くなるのは、狭い空間の中で人間が呼吸をすることにより、二酸化炭素濃度が上昇するためです!
二酸化炭素濃度が上昇、つまり酸素が不足することにより、人間の脳は軽い冬眠状態に入ります。
その結果、集中力低下や頭痛を引き起こし、睡眠の質も悪くなるそうです!
毎日の睡眠の質が悪くなるのは嫌ですよね…
目には見えませんが、空気中の二酸化炭素濃度の上昇はとっても身体に悪影響です!
問題点② ハウスダストの滞留
先ほどの二酸化炭素濃度の上昇と同様、室内から空気が逃げないためにゴミやハウスダスト(1㎜以下のダニの死骸、糞、カビ、細菌等)が溜まりやすくなります。
ハウスダストが室内に溜まることで、小児ぜんそくや、アトピー皮膚炎、アレルギーの原因にもなると言われています。
現に高気密・高断熱という言葉が生まれたと言われている1980年代頃から、小児ぜんそくの患者が顕著に増えているそうです!
出典:文部科学省 児童等のぜん息の被患率の推移
もちろん原因はそれだけではないと思いますが、シックハウス症候群然り、技術が進歩したことによって病気が増えてしまうなんて、何だかやるせないですね…
これらの問題点を解消するために、必要なことが適切な換気となります!
そして適切な換気をするためには、カクニシビルダーが重要視をしている、C値=隙間相当面積をいかに小さな数値にするかも重要となってきます!
また、換気システムも良いものを選んでいただく必要がございます。
換気システムについては、一つ前のブログで関澤も触れている、マーベックス社の『澄家-sumika-』をおすすめしています!
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