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ガラスの種類と特徴について

 

 

みなさま、こんにちは!

カクニシビルダー品質管理部の林です。

 

カクニシビルダーのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

今回私の方では、ガラスの種類と特徴について紹介させていただきます。

 

 

 

フロート板ガラス

住宅の窓ガラスに最も一般的に使用されている、平滑性に優れたゆがみの少ない透明な板ガラスです。

表面が平滑なため、優れた透視像や反射像が得られ、採光にも最適です。

 

 

型板ガラス

ガラス面に刻んだ型模様によって、光をやわらかく採り入れ、適度に視線をやわらげることができるガラスです。

浴室や洗面所、寝室などプライバシーを確保したい箇所にオススメのガラスです。

 

 

 

 

フロストガラス

ガラスの表面をサンドブラスト・化学処理を施した、きめ細かな肌に仕上げたガラスです。

爽やかな淡い光を拡散しながら、視線を遮る事ができます。

また、優れた意匠性で空間に上質な印象をもたらしてくれるのが特徴です。

型ガラスよりも目隠し効果はアップしますが、価格は若干高い傾向です。

 

 

 

 

網入り板ガラス

ガラス製造時に金網を入れ込んだもので、防火性や飛散防止性に優れています。

火災の際、火の粉の侵入を妨げ、延焼を防ぐことができるので、法規上必要となる防火用途向けに主に使用されています。

飛散防止に優れていますが、割れないガラスや割れても安全なガラスではないので注意が必要です。

 

 

 

 

複層ガラス

複層ガラスは、スペーサーと呼ばれる金属部材で 2 枚のガラスの間に中空層を持たせたガラスです。

スペーサーを用いて保たれた空間には、乾燥空気が封入してあり、ガラスより熱伝導率の低い空気を挟み込むことで、熱移動を防ぎ断熱性能を高めたガラスです。

また断熱性能が向上するため、一般的なガラスと比較して省エネ効果も期待できます。

 

 

 

 

Low-E 複層ガラス

Low-E 複層ガラスも複層ガラスの一種ですが、ガラスに Low-E 膜と呼ばれる特殊な金属膜をコーティングしたガラスで構成されています。

Low-E 膜は赤外線や紫外線をカットする特性があり、通常の複層ガラスよりも高い断熱性や結露防止効果が期待できます。

 

 

 

 

真空ガラス

真空ガラスも複層ガラスの一種ですが、2 枚のガラスの間が真空になっている点が大きく違います。

熱の移動が起こらないので、Low-E複層ガラス・複層ガラスより高い断熱性が期待できることに加え、中空層を真空にすることで防音性能も期待できます。

 

 

 

 

合わせガラス

合わせガラスは、2 枚ガラスを強靭な樹脂の中間膜で接着して一体化させたガラスで、強靭な中間膜により、割れてもガラスの破片が飛び散らない特性があります。

そのため、一般的なガラスより安全性が格段に向上するほか、中間膜を暑くすることで防災性・防犯性・防音性を高めることができます。

使用する中間膜は UV カット性能も有しているため、家具やカーテンの色合わせ対策にも効果的です。

 

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

ガラスの選び方ひとつで、快適さや意匠性、防犯性能を高めることができます。

 

 

カクニシビルダーでは、部屋の用途や方角を考慮し、最適なご提案をさせていただきます。

お気軽にご相談いただければと思います。

 

 

 

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