『潤滑スプレー』 の種類・特長・用途について
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みなさま、こんにちは!
カクニシビルダー品質管理部の林です。
カクニシビルダーのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回私の方では、
【潤滑スプレー】についてお話させていただきます。
1. 潤滑スプレーとは?
潤滑・防錆・防湿やねじを緩めるための多目的オイル(スプレー)になります。
ホームセンターで見かける下記画像のようなものが潤滑スプレーです。
住宅のメンテナンスでも使用することが多いので、それぞれの潤滑スプレーの特徴と用途についてご説明させていただきます。
2. 潤滑スプレーの種類・用途・特長
シリコーンスプレー
《特徴》
金属、ゴム、プラスチック、木、紙等、様々な素材の潤滑、離型、防錆、艶出しに使用可能で素材にやさしく、無溶剤で速乾性がありべた付きにくいのが特徴です。
《用途》
ドアノブなどの手にふれるような金属部やホコリなどの付着が多い場所などの潤滑や保護に利用します。
防錆スプレー
《特徴》
金属部分の防錆、潤滑、洗浄、防湿、日常保守で、あらゆる金属への素早い浸透性や可動部の水分や酸素を遮断することで強力な防錆効果を発揮します。
《用途》
浸透性が高いため手に触れないような錆易い箇所や、既に発生している錆落としとして利用します。
パウダースプレー
《特徴》
ノンオイルでホコリを寄せ付けず潤滑を長時間保つことができる洗浄力も高いのが特徴です。
《用途》
鍵穴や戸車の回転部分に利用します。
グリーススプレー
《特徴》
金属部分の耐摩耗、防錆、潤滑、耐水性に優れており、長期間効果が持続することから高圧や高荷重箇所への利用が可能です。
《用途》
玄関ドア丁番、シャッター、門扉、ベアリングなどの手に触れない摩耗が多い箇所に利用します。
3.メンテナンスのプチ情報
鍵穴には、『556スプレー/シリコーンスプレー』は使用してはいけない
鍵が廻りにくいから、鍵穴に556やシリコーンスプレーを塗布するのは NGです。
潤滑の油分で、精密なシリンダー内に埃を余計に寄せ付けて固着させてしまうため、鍵が余計廻りにくくなってしまいます。
鍵穴には専用の潤滑剤を使用いたします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
カクニシビルダーでは、メンテナンス部門の担当スタッフがおります。
メンテナンスや改修など、些細な事でもお問い合わせいただければと思います。

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