【豆知識】建築用語が由来となった言葉②
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皆様、こんにちは。
カクニシビルダー品質管理部の永田と申します。
カクニシビルダーのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は「建築用語が由来になっている言葉」第2弾!
前回に引き続き建築用語が由来とされている言葉について紹介させて頂きます。
【たたき上げ】
苦労を重ねて腕を磨き一人前になった人を表す言葉
語源は土間部分を表す「三和土(たたき)」だと言われています。
現在はコンクリートで仕上げられていますが、もともとは長崎の天川土、愛知県三河の三州土、京都深草の深草土といった「敲き土(たたきつち)」に石灰や水を加えて練り、塗って叩きかためて作られていました。
この叩き方が生半可だと良い土間にならないことから、下積み時代の苦労を経て一人前になることを「たたきあげ」というようになりました。
【羽目を外す】
意味:調子に乗り、度を越してしまう事。
羽目とは板を綺麗に並べて張ること、または綺麗に引っ張ったもののこと。
この羽目をはずすことは余程のこと⇒度を超すことから、今日の意味合いで使われるようになりました。
【几帳面(きちょうめん】
真面目。正確な。規則正しい人を表す言葉
几帳とは、間仕切り用の布製屏風のこと。
その几帳を支える柱には細かい面取りや刻みが入っており、この面を「几帳面」と言い正確な技術が必要とされたため、今日のような意味合いで使われるようになりました。
建築用語が由来になっている言葉についていくつか紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
普段使っている言葉の中にも建築用語が由来になっている言葉まだまだあるかもしれません。
また、機会がありましたらご紹介させて頂きます!
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