【リノベ】キッチンの交換は大変だと思っていませんか？

 

こんにちは、リノベコンサルティング部の稲垣です。

 

先日、弊社のOB様よりご連絡いただきました。

「食洗器の調子が悪くて修理したいけれど、部品が無く、後継機種も製造していない。少しサイズが小さいので、どうせ変えるなら大きめのものにしたい。」

とのご要望でした。

 

確認させて頂くと、確かに今は製造していない幅３０センチの食洗器。

このタイプ、あまり見かける事はございません。

 

 

故障していて直せないとなれば交換という事になりますので、キッチンで一番大切な、給水管・排水管・給湯管の確認を行いました。

 

 

古いお家ではよくありがちな、油で詰まった排水管の逆流跡や水道管の腐食、乾布設、凍結防止用の断熱材の不備などは確認できませんでしたので、交換以外のご予算は必要ありませんでした。

 

キッチンの全体像はこんな感じです。

使いやすいL型のキッチンです。

 

 

幅が３０センチの食洗器を４５センチにサイズアップするという事は、引き出しのレイアウトも変わるという事です。

そうなると、キッチン全体の交換工事となります。

 

工事の初日は解体工事です。

 

 

ここで確認するのが、ガスコンロ付近のキッチンパネルの裏です。

真っ黒に炭化している事も有りますが、今回は大丈夫でした。

それでも、ボンドの後などが残ってしまうのでキッチンパネルの下地部分のベニヤ板は大工さんに全て張替えてもらい、また、IH・オール電化にするために電気工事や、水道管関係を設備屋さんに結んでもらいます。

そうして完成したのがこのシステムキッチンです。

 

 

タカラスタンダード製のこのキッチン、扉ではなく引き出し式、もちろんタカラ製ですので、木製ではなく、ホーロー製となります。

天板は人工大理石で写真では見えにくいですが、天板と、シンクの間につなぎ目がない一体成型となっていますので、お手入れも楽しくしていただける事請け合いです。

そして何より一番気になっていた食洗器は現在主流の４５センチにサイズアップさせて頂きました。

 

 

平日は毎日、元気なお孫さんと暮らしていると言うS様邸には、丈夫なホーローのキッチンはピッタリです。

急にキッチンが交換されていたら、お孫さんも驚いてくれるかなと思いながら監督させて頂きました。

 

 

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