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地盤改良工事について

 

こんにちは。

カクニシビルダー 新築コンサルの石川です。

 

 

今回、担当のお客様で事前に地盤調査を行ったところ地耐力が低い部位がありましたので、建てたお住まいに安心して末長く住んでいただくために地盤改良工事を実施させていただきました。

地盤改良はすべてのお土地が対象になるわけではございません。

地盤改良は、地盤に軟弱な地層があり、将来的に地震などによる影響が建築物に与える可能性がある場合に行います。

地盤改良の【必要・不要】を知るために、事前に地盤調査を実施させて頂いております。

 

お土地は場所によって地耐力が異なります。すべてのお土地の調査を行うのはとても困難になります。

そのため、建物を建てる位置を決め、建築位置の建物荷重がかかるポイント5点の測定を行って参ります。

その調査結果は、データーで知ることができます。(SWE試験:旧スウェーデン式サウンティング試験にて実施)

地盤調査行う理由は、お土地の上に建物を建てる(重量物が乗る)ということは、その建物を支えるだけの地耐力がないと建物の傾きや沈下が起こり得る可能性が高くなります。

建てたばかりでは気づかなくても、何十年もその位置で建物を支えていく中、大きな地震があった場合にも建物を支えられるように基盤を整えなければ、不安を抱えたままになってしまいます。

それを排除し、安心して住んでいただくために行う工事となります。

 

 

地盤改良工法の選定基準

地盤過料工法の選定には、建築物の規模や地盤の地耐力(N値)や地震層の出現震度・厚さによって適用できる工法が異なります。

 

 

 

工法の種類

大きく分けて3種類に分けることができます

①セメント系固化材を使用した杭状補強体で建物を支える(主に柱状改良工法)

②地表面付近の軟弱地盤全体をセメント系で固化材で固める(主に表層改良工法)

③鋼管杭によって建物を支える(主に鋼管杭改良工法)

 

 

 

SFP工法

今回実施した地盤改良工法

 

≪手順≫

 

 

 

軸堀削刃を取付たケーシングを所定の深度まで回転貫入させます。

先端に付けた先端堀削刃を取外した後、ケーシング内にセメントミルクを吐出しながら回転して引き上げることでケーシング先端側面に付けた軸堀削刃によって補強体に螺旋状の節を形成することができます。

杭の周囲に螺旋状の節を形成することによって、一般的な柱状改良工法より非常に大きな支持力確保が示現したものになります。

 

※因みに、柱状改良工法(深層混合処理工法)は小・中規模建築物向けの地盤改良工法で、現地の土とセメント系固化材を混合して地盤内に柱状の補強体を構造し、建築物を支える工法です(土壌の土質毎に発現強度のバラツキが出てしまっていました)。

 

 

 

 

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