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換気の重要性について①

 

皆様こんにちは!

カクニシビルダー 建築コンサルティング部の高須です。

 

カクニシビルダーのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

街は一気にクリスマスムードですね!

大切な方へのクリスマスプレゼントのご用意はお済ですか?

私はまだなので、女性スタッフに色々聞いて、急いで準備をする予定です!笑

 

 

本日は換気システムの重要性について、お話をさせていただきます。

コロナ禍の今、関心が高い方も多いと思います。

 

24時間換気システムはご存じでしょうか?

簡単に申し上げると、「家の中の空気をゆっくり循環させて入れ換える仕組み」のことです。

 

2003年の建築基準法改正にて義務化され、法律改正以降に建てられた全ての住宅に24時間換気システムが設置されています。

 

設置が義務付けられた背景としては、1990年代後半〜2000年頃にかけて頻繁にニュースで取り上げられた、『シックハウス症候群』の社会問題化がございます。

シックハウス症候群とは、住宅の高気密・高断熱化が進んだことで、建材などに含まれる、ホルムアルデヒドやトルエン、キシレン等の揮発性有機化合物(VOC)が室内に留まり、めまいや吐き気、頭痛などといった、症状を訴える方が増えました。

この症状を総称して『シックハウス症候群』といいます。

 

 

 

 

昔のお家はすき間がたくさんあったため自然換気により空気が循環され、こういった健康被害が問題にはなりませんでしたが、住宅の性能が上がったため室内の空気が循環されず、よどんでしまい、社会問題化したということですね…

技術の進歩とライフスタイルの変化が、人の体に悪影響を及ぼしてしまう原因を作ってしまったなんて、何ともやりきれませんね!

 

そういった背景もあり、24時間換気の設置が義務付けられた訳ですが、

簡単にその仕組みの説明をすると、宅内の各所に取り付けた給気口から外の新鮮な空気を取り込み、排気口から排出します。

建築基準法では、換気計画の基準も決められていて、居住空間の空気を1時間に半分以上入れ替える換気計画が基準とされています。

 

 

 

 

シックハウス症候群の社会問題化により、24時間換気設置義務化の他、ホルムアルデヒド等の材料の使用制限も建築基準法で定められました。

 

建築基準法改正と合わせて、JIS(日本工業規格)やJAS(日本農林規格)にてホルムアルデヒドの発散速度量によるFスター等級分けも義務化されました。

等級は4段階あり、その中でも一番ホルムアルデヒドの発散速度を抑えた最高等級がF☆☆☆☆(エフフォースター)です!

 

 

 

 

当社で使用している製品はF☆☆☆☆の製品なので、安心、安全にご採用をいただけるのですが、有害物質は家具や生活用品にも含まれている場合がございます。

油断をせず適切な換気を行い、室内の空気環境を清潔に保つことが重要ということですね!

 

次回は換気システム種類について取り上げたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

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