住まいと仏壇の置き場所について
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皆様、こんにちは。
カクニシビルダー設計室の岩﨑です。
今回は仏壇の置き場所について、詳しくお話いたします。
仏壇は、ご先祖様や故人をお祀りし、日々感謝の気持ちを伝えるための大切な祈りの空間です。
家庭の中に設ける“小さなお寺”ともいわれ、日本の大切な住文化のひとつです。
最近では
・伝統的な金仏壇
・唐木仏壇
・家具調仏壇
・壁掛け型やコンパクトタイプ
など、住まいのテイストに合わせた選択肢が増えています。
和室が少ない現代住宅においても、違和感なく取り入れられるデザインが主流になりつつあります。
置き場所のポイント
① 環境条件を整える
・直射日光を避ける
紫外線は木部や塗装、金箔部分の劣化の原因になります。
・湿気を避ける
湿気はカビや木材の反りの原因となります。
浴室やキッチンの近くは注意が必要です。
・温度変化の少ない場所を選ぶ
エアコンの風が直接当たる位置は避けましょう。
② 家族の動線を考える
・リビングの一角
・和室
・寝室の一部
・階段ホール横の落ち着いたスペース
家族が集まりやすく、静かに手を合わせられる場所が理想です。

③避けたほうがよい場所
・トイレや浴室の隣接位置
・上階トイレの直下
・階段下など圧迫感の強い場所
・玄関や廊下など頻繁に人が通る場所
住まい全体の構造や生活動線を考慮した計画が重要です。
④ 方角について
・西向き(極楽浄土のある西に向かって拝む)
・南向き(明るく安定した方位)
などが良いとされることがあります。
ただし、現代住宅では間取りの制約もあるので、形式にこだわりすぎず無理のない配置を優先することが大切です。
⑤ 壁面収納と一体化する場合
最近は、リビング収納の一部に仏壇スペースを設けるケースが増えています。
扉付きで普段はすっきり見せたり、飾り棚と組み合わせてインテリアと調和させるなど、設計段階から計画することで、後付け感のない美しい納まりになります。
⑥ 後付けの場合
・家具の上などに設置できる上置仏壇
・壁掛け仏壇
・奥行きの浅い家具調仏壇
など、スペースに限りがあっても、工夫次第で十分に祈りの場を設けることが可能です。
仏壇スペースは「間取り計画」が重要です。
仏壇は後から置くことも可能ですが、新築時にあらかじめ計画することで、配線や照明計画が整い、寸法に無理なく空間に調和した設置ができます。

仏壇は単なる家具ではなく、ご家族の心の拠り所となる大切な空間です。
形式にとらわれすぎず、住まい全体とのバランスを考えながら計画することが、長く大切にできる住まいにつながります。
仏壇スペースを含めた間取り計画も、ぜひお気軽にご相談ください。
ご家族の想いをカタチにする住まいづくりなら、カクニシビルダーにお任せください。

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