カクニシ構造編②~【座金】について~
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みなさま、こんにちは!
カクニシビルダー品質管理部の林です。
カクニシビルダーのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回私の方では、カクニシ構造編②として、【座金(ざがね)】をテーマにお話しをさせて頂きます。
~カクニシ構造編①はこちら~
座金とは、ねじやボルトを締める際に、部材とねじの間に挟む板状の部品のこと
・座金の種類と役割について
大きくわけて「平座金」・「ばね座金」の2種類があります。
「平座金」には、部材の陥没を防ぐことでゆるみを防止する役割と部材が傷つかないよう保護する役割があります。
「ばね座金」には、ねじのゆるみを防止する役割と、外れたねじが落ちるのを防ぐ役割があります。
座金は、住宅を建築する上でも非常に重要でして、
基礎と土台を緊結箇所、柱と桁、梁と桁のように直角に交わる部材の緊結箇所など、
住宅を建築する上でも多くの箇所に使用しています。
カクニシビルダーの構造のこだわりとして、
羽子板ボルトの締め付け部分には、「平座金」・「ばね座金」ではなく、
ゴム付き丸座金<TNフレックス>という商品を採用しております。
特長
1.天然ゴムの弾性力により乾燥による木やせ、木のヘタリによるゆるみを抑えます。
2.振動吸収力により衝撃などから生じる座金の木材へのくい込みを防ぎます。
3.座金にゴムを使用する事で気密性がアップ。
4.復元力:12㎜厚のゴムがインパクトレンチの締め付けにより約6㎜のゴム厚に縮みます。
木やせ(約3㎜前後)があった場合でも、ゴムの安定した復元力の為ゆるみが生じない。
「座金」施工箇所のほとんどが、施工して見えなくなってしまう箇所。
ただ、構造的には非常に重要な箇所です。
実際の現場にてカクニシビルダーの構造のこだわりを体感して頂ければと思います。
【カクニシ構造編】今後も予定しております。
よろしければまたご覧になってください!
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