【リノベ】我が家だけは大丈夫だと思っていませんか?
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こんにちは、リノベコンサルティング部の稲垣です。
先日、県北に住むお客様のお宅にお邪魔させて頂きました。
増築や、水廻りのリフォームをご検討との事でしたのでお伺いさせて頂いていたのですが、とても寒く感じましたので、失礼を承知でおうかがいしました。
「このお家、寒くありませんか?」
ご主人様のご返答は、
「家って、こんなもんじゃないの?」
驚いたのは、ご家族皆様がいくら家と言っても、冬は寒いものだと言う認識をされている事。
ストーブ炊いても、エアコンつけても、冬は寒いというお考えでした。
当然の事とは思いますが、少し思うところがございましたので、水廻りの点検を兼ね床下の点検をさせて頂きました。
キッチンにある床下収納庫から点検させて頂きました。
まず目に入ってきたのは、キッチンの給排水及び給湯管。
古いお家ですと、排水管が古い油で詰まっていたり、給水管がサビてボロボロになり水漏れしている事が多いのですが、ここでは特に問題はありませんでした。
次に目についたのは浴室の壁の床下です。
タイルの壁のお風呂はではよくある事なのですが、目地から水が漏れていることが多々あります。
このお宅も、ご多分に漏れず傷んでいました。
現在も漏れている状態なのが、湿っている土台を見てわかります。
床下で水分が多いとシロアリが発生しやすいので気になります。
さらに進んでいくと柱材の残りでしょうか?
床下に何年も放置された杉材がありました。
実はこれ、あまりよくない状況です。
ひっくり返してみると蟻道ができていました。
この、土がついているように見える蟻道はシロアリが作る道です。
その後、この杉材は引き上げさせて頂きましたが、はいつくばっている状態で、重いものを動かすのは、実は意外と大変なんですよ。
ちょっと工夫がいります。
その後、別室の床下をのぞかせて頂くと、こんな感じでした。
シロアリがここまで来ていました。
お気付きと思いますが、床下に断熱材が施工されていません。
当然寒いわけですが、シロアリの発見には断熱材が無い方が発見しやすいですので、点検時には助かりますが、これではお住まいになられている方が寒いわけだと想像に事欠きません。
少し接写してみると見ると、節足動物のコラボに出会うことができました。
床下の食物連鎖があるとすれば、その頂点に君臨のがこの二種類の節足動物。
当然、餌となる虫たちも多々生息している事でしょう。
この後、床下の写真をご家族の皆様に確認していただくと、とても驚いていらっしゃいました。
断熱材が無い事、水が漏れている事、シロアリが発生している事、そしてそれぞれの対策もお伝えし、安心していただきました。
いかがでしたでしょうか?
野地板一枚隔てた床下の世界では、今も水が漏れ、シロアリが生息し、節足動物がほかの虫たちを食料にしながら暮らしています。
床下の土の部分に樹脂を敷き湿気を上がらなくする事や、発泡系の断熱材を吹き付け、室内の温度を床下に逃がさないようにする事、シロアリ駆除をして大切なお家を蟻害から守る事、そして浴室の補修をして漏水を止める事、カクニシビルダーではすべて対応させて頂いております。
・築10年以上のお家にお住まいの方
・建て替えよりリーズナブルに快適な生活を実現したい方
・補助金を使いリフォームを行いたい方
弊社では無料で点検や耐震診断を行っております。
気になる点などございましたら、どうぞお気軽にお申し付けください。
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